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上場物語77〜79話

2017.08.05


77話 資本政策のゴール設定

 

株式上場時期、株主構成、資金計画、IPO時の発行済株式総数、安定株主比率、創業者のキャピタルゲイン等の目標を考えている。資本政策の目標は、しばしばトレードオフ関係になることは分かっている。優先順位を考えた上で、最適な目標設定が必要なのだ。

 

資本政策の目標が決まると、「現状の資本構成」からゴールである「株式上場時の資本構成」への推移を数値に落とし込む。エクセル等の表計算ソフトを使用して、上場までの各数値の推移を記入する。ZONOはイメージを膨らませるも、現状が上場に値する会社でないので苦戦するのであった。行き詰まっている項目を箇条書きに記していく。

 

①発行済株式数の予測
1株当たりの当期純利益を求めるには、上場時点の発行済株式総数(潜在株式数)を試算するために、目標安定株主比率が維持できるような資金計画を立案する。

 

②一株当たり当期純利益の試算
上場時の一株当たり当期純利益(EPS)より上場時の株価を試算する。一株当たり当期純利益を求めるには、「上場申請期の事業計画の予想当期純利益 (上場一年目の予想当期純利益)」を「上場後の発行済株式総数(潜在株式を含む)」で除して算定する。

 

続く・・・

 

 

78話 資本政策を数値に落とし込む

 

③公募価格(上場時の株価)の試算
一株当たり当期純利益に類似上場会社のPER(株価収益率)を乗じて、公募価格を試算する。資本政策立案において、公募価格は類似上場会社のPERに基づいて算定されるのが普通である。

 

④時価総額の試算
「公募価格×上場後の発行済株式数=上場時の時価総額」であるが、上場形式基準(マザーズであれっば10億円以上等)を充足している必要がある。

 

⑤目標資本構成と現状の資本構成とのギャップを認識
目標とする資本構成と現状資本構成とのギャップを認識する。やはり妥協点は出てくるだろうから、その妥協点は妥協点として、しっかりと認識しておく。

 

⑥資本政策の手段の実行
具体的な資本政策の手段を講じる。例えば増資の場合、事前に作成した資金計画に基づき、各増資ラウンドの資金調達額と新株発行数をエクセルに落とし込んでいく。
具体的な数値にまでは落とし込めないまでも、漠然と資本政策を進めていくことで、 ZONOは現状のレベルの低さを思い知らされるのであった。ただ、この物語のメリットは上場して語るではなく、上場する前から上場を語ることである。ZONOは綴り続ける。

 

 

79話 状況に応じて作る直す

 

資本政策は一度作成したら終わりというものではなく、会社の状況変化に応じて、タイムリーに作り直していく必要がある。

 

例えば、事業計画の目標利益が当初想定していたものより下回った結果、資金繰りが悪化した場合、資本政策で想定していた以上の、上場前の増資が必要になってくる。何事にもPDCAが大切ということだ。

 

・資本政策とPDCAサイクル
①資本政策の目標

②資本政策の具体的手段実行→増資、株式譲渡、ストックオプション発行

③業績が目標に未達で、資金繰りが予想以上に悪化

④株式上場前での資金調達を増やす必要性が高まる

⑤社長の持株比率の低下

⑥資本政策に見直し

①に戻る・・・

 

 

《上場物語バックナンバー》

1〜 2 話:始まる・・・

3〜 5 話:上場とは

6〜 11話:そこに山があるから

12〜17話:一通のメール

18〜23話:確実に動き出す

24〜26話:屈辱から

27〜29話:炎上鳥菜とりぞの

30〜32話:グランドオープン

33〜35話:敬意あるコメント

36〜38話:また机上につく

39〜41話:どえむZONO

42〜44話:株価とは

45〜47話:未上場会社の株価

48〜50話:DCF法

51〜53話:C APM理論

54〜56話:類似会社から見る株価

57〜59話:公認会計士と安定株主

60〜62話:上場ZONO麺

63〜65話:ゲーム理論

66〜67話:未来横断幕

68〜70話:物語の可能性

71〜73話:資本政策に入る

74〜76話:一枚の奇跡

77〜79話:資本政策の悩み



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