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上場物語(6〜11話)

2017.05.14


6話 「そこに山があるから!」

 

経営者であれば、いつかは自分の会社を株式上場させたいと言う野心を抱くだろう。そこには様々なメリットがある。「潤沢な資金調達」「会社の知名度」「取引先の信用」「事業の更なる成長」「従業員のモチベーション」「優秀な人材の採用」「莫大な財産を築く」などなど・・・

 

ただZONOは答える。

 

「上場したいから!」(どーん)

 

この焦がれに理由は必要だろうか?もちろん、上記のようなメリットを欲してはいるが、経営者の本能として「株式上場」に焦がれる、これ以上に理由はいらないと思う。イギリスの有名な登山家ジョージ・マロニーは「なぜ山に登るのか」と言う問い対して「そこに山があるから!」と答えた。何かことを成し遂げるにおいて、いちいち理由なんていらない。ただ想いがあれば、それでいい。

 

上場という山があるのならば、その山に登りたくなるものである。上場は経営者にとっての、究極の自己実現手段であるのだ!!

 

 

7話 出資者を募る前に・・・

 

想いという壁がある。学生時代までは想いさえあれば、苦難は乗り越えることができた。熱い想いで主張すれば、その都度壁は破けたのだ。ただ、社会に出ると、若かりし時の武器であった想いではどうにもならない現実にぶち当たる。

 

熱い想いから株式上場を目指そうと思っても。若い経営者に十分な自己資金はない。資金無くして大きなビジネスは手掛けられないのだ。もちろん、借入に依存せず、自己資金を元にゆっくり確実に事業を伸ばしていくことも可能だろう。ただそれでは「一代で上場」は夢のまた夢である。いつになっても上場へのアクセルを踏むことなんて出来ない。

 

ZONOは出資者を募ることにした。一代で上場するには、ベンチャーキャピタル等の外部投資家からの資金調達を成功させなければならない。

 

とはいえ、出資者はバカではない。出資者だって儲けを狙っている。誰がドブにお金を捨てるような行為をするだろうか?出資を募るには募るだけの戦略がこちらに必要なのは言わんまでもない。無知で出資を募れば、必ずこちらの弱みに漬け込んでくるだろう。WINWINの関係性を得るには、知識が肝心要となる。

 

当面のテーマは資金調達をすべくこちらとしての戦略だ!!!当面は知識詰め込み型の物語となるが、この先に進むため、暫し御勘弁!!

 

 

8話 資本政策とは

 

幸せの裏には不幸がある。

 

この法則は世の常である。株式上場で言えば、誰かが儲ければ儲ける程に儲けられない人がいる。ということだ。「そこに山があるから上場する」とは言え、ZONOだって、無償は避けたい。実績に相当する対価は必ず得なければならない。

 

資本政策を立案するには、2つの視点が必要になる。「資本政策目的追求の視点」と、後者が厄介で、幸せの裏には不幸があるに通ずる「利害関係者の利害調整の視点」だ。上場には莫大なお金が動く。遺産相続が揉めるように、株式上場だって利害関係の調整で揉めるものなのだ。

 

大手企業の創業者は、孤独だというが、この「利害関係者の利害調整の視点」によって孤独に陥ったのだと思う。どんなに仲の良い兄弟だって「遺産相続」で揉める訳だ。株式上場により、創業者は孤独に陥るとは何となく理解できる。

 

とはいえ、誰からも愛させる大手企業の創業者だって世の中にはいる。彼らはこの「利害関係者の利害調整の視点」を常に意識し、「資本政策目的追求の視点」を持ったのだろう。

 

今から築く富に向けて、しっかり向き合わなければならない。

 

 

9話 資本政策目的追求の視点

 

上場の要となる「利害関係者の利害調整の視点」はさておき、資本政策そのものの目的を問う「資本政策目的追求の視点」はやはり大切だ。後から生まれる利害関係に向き合うためにも、そもそもの目的をしっかり定めておかなければならない。

 

《資本政策目的》
・会社の資金調達
・創業者のシェアの維持(安定株主対策)
・創業者のキャピタルゲインの確保
・従業員・役員へのインセンティブ付与
・株式上場基準の充足
・上場後の株価対策
・事業継承対策、相続対策

 

ざっとこんなところか(各項目については後日詳細に綴る)。これら上記の目的を以って資本政策に臨み、資金調達を達成した末、上場するといえよう。その達成の過程において、もう一つの視点である「利害関係者の利害調整の視点」が必要となるのは言うまでもない。

 

次回はもう少し具体的に「利害関係者の利害調整の視点」とは何なのかを見ていくことにする。

 

 

10話 利害関係者の利害調整の視点

 

上場を目指すにおいて、利害関係が生ずる人は誰なのか・・・ZONOは徒然なるままに綴っていった。

 

①創業経営者の利害
もちろん、自身!「山があれば登る」という自己実現!!しかし、やはり人は現金な生き物、キャピタルゲインにより巨額の財を得るには、自身の株持ち比率が下げたくない。増資や株式嬢度は慎重になるだろう。

 

②役員の利害
役員は若くして経営の中枢に参画したいという欲求はもちろん、こちらも富を狙う。株式上場前に割安で自社株を引き受けたりして経済的成功を狙っているだろう。

 

③従業員の利害
役員に続き、従業員だって、一定の財産を得たい欲求はある。従業員に対して株をいかに付与するかは仕事のモチベーションにおいてもポイントとなる。

 

④取引先の利害
取引先との資本提携は企業が起きうる事象だ。その際に、勝手に上場したのでは取引先と良好な関係を以後築くのが難しくなる。

 

⑤投資家の利害
これが一番のネック!投資家無くして上場はなし得ない。どんなに熱意があっても金がなければ夢は叶わないのだから!ただ、向こうは金を出すだけ、こちらは忍耐を削る。となれば、取られすぎにも気をつけないとならない。騙される可能性だってある!

 

 

11話 金は縁の切れ目

 

前回の回でZONOはまるで塩をかけられたナメクジのように堕落した。

 

上場という名誉ある成果も、結局は金を得る行為に過ぎない。しかもその金は巨額である。となれば、必ずここにイザコザが生まれるのだ。「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるように、人間関係はお金で一瞬に崩れるのだ。

 

ただ、ZONOの野心はまた燃え上がる。金なんかに負けてたまるか!金を越えた人間関係構築は不可能かもしれない。しかし、金を越えた資本戦略は生み出すことが可能かもしれない。ZONOはそこに注力することにした。

 

●資本政策まとめ●
WHO:株式を役員・従業員・取引先・ベンチャーキャピタルに持たせるのか?
WHAT:株式を持たせるのか?それともストックオプションを持たせるのか?
WHEN:新株発行・株式の異動・株式分割等のタイミングはいつ行うべきか?
HOW:新株発行額や株価は幾らか?

 

よし!!次回からは具体的に数字を伴って資金調達計画を検討しよう!!その検討結果により、誰に株式などを配分するかを考えるとするか・・・先は長いが確実に一歩づつ進んでいる。

 

 

《上場物語バックナンバー》

1〜2話

3〜5話

6〜11話



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